遺品整理チェックポイント(要点や注意事項)
ご遺品整理行のチェックポイントを説明させて頂いております。
目次
同居や別居、遠方のケース
同居をしていた場合と、遠方や別居されていて、お亡くなりになったなど、その時の状況により対応の方法も変わってきますが、生前(事前)に相続や財産のお話が出来ていなかった場合などは、遺品整理の前の準備等に思っていた以上に時間がかかる場合もあります。
警察官の立ち合い
病院でお亡くなりになったのか、ご自宅でお亡くなりになったのかにより、警察官が立ち会う事が必要な場合もあります。その際には貯金通帳や高齢者なら年金受給の為の通帳の所在を確認される場合もあります。
遺産相続に関係する事
1、遺言(いごん)書等があるかどうかの確認(公正証書遺言以外)
効力のある遺言(秘密証書遺言)がある場合は遺産相続に関係してきます。相続が済んでから発見されると相続人の誰かが希望すれば、相続のやり直しになる事もあります。遺品の中に紛れている場合が有ります。
2、貯金通帳・キャッシュカード・印鑑類・貴金属類の確認
故人がお亡くなりになった場合原則銀行口座が凍結さ、原則的には遺産分割協議が完了するまで、預金は相続人共同の持ち物として扱われます。普段故人がお使いになっていた銀行口座以外でも、ご家族の知らなかった、又は、故人の方ご本人も忘れていた(古い通帳)等が後に発見される場合もあります。残高が限りなく¥0に近ければ、殆どの場合問題にはならないと思いますが、残高がある事もあります。
3、机の引き出しやバックの中・本やファイルの間の確認
債権に関する書類・他重要書類が未発見になっていないか?遺産相続の財産の内容を確認するためにも、不要か必要かの判断をする必要が有ります。また、相続をする財産にマイナスが多い場合は相続放棄の検討が必要になる事もあります。専門家による判断が必要になる場合もありますから、安易に処分したりしない様に注意がひつようです。相続に直接影響はないと考えられますが、エンディングノートなど、故人の方の最後の思いが綴られた手紙やその他、意思表示を残されているものを確認。
PC(パソコン)関連
1、PCの各種パスワードの確認・有料契約コンテンツの確認
生前使用されていたパソコンの各種パスワードや有料コンテンツの契約があるかどうかの確認も必要となってきます。メモや手帳など、紙にプリントアウトされているのに気が付かづ処分等をしてしまう事がない様に気お付けなければなりません。また、PC内にデータとして残されている場合やクラウドサービスを利用している事もあります。有料コンテンツの契約があれば、解約の手続き等を行う必要が有ります。PC内にその他、ご遺族にとって重要なデータ(写真)等があるケースが最近では多くあります。
デジタル遺品整理(デジタル機器のご遺品整理)についてはこちらでも説明しています>>>
遺品整理分別時
ご遺族にとって必要な物と必要無い物を整理・分別をする際は、一般的な家庭から出る廃棄物(処理物)と業者が廃棄処理する場合は分別をする基準が異なる場合が有ります。弊社の様に廃棄物処理を行う処理場と正式な契約を行っている場合はその分別処理の基準に従わなければなりません。また、不用品であっても成るべく遺品を「ゴミ」にしない為リサイクルを考えて遺品整理を行い遺品を大切に取り扱う事が必要です。