遺品整理についてのご案内
遺品(遺産)とは主に故人が所有していた、不動産、貯金、株など金銭的に価値のある物や衣類、日常生活品や趣味の物までが含まれる為、その範囲は非常に広くなります。また、ご遺品と呼ばれるものは相続財産で有る為、ご遺品整理には相続全般の手続きや内容に明るい者が対応する事が望ましいと言えます。
※相続の為の複雑な手続きを行うためには、それぞれの手続きに合った士業の専門家が必要になります。
相続診断士が各士業の方々とご遺族様の間に立ち、ご遺品整理、相続案件をスムーズに進めるお役に立ちます。
遺品整理と相続診断士>>>
初めての遺品整理
故人が亡くなってから、お身内の方々で財産(相続財産)か形見分けする遺品なのか選別が必要になってきます。
金銭価値が高いものは相続財産としてその他遺品とは明確に分類する必要が生じます。
これは、相続する財産であれば、相続人全員で相続が終了するまで共有の財産として保管をしなければなりません。
相続が終了する前に、相続人の誰かが価値の判断をせずに勝手に処分してしまうと、時には、相続自体が上手く進まずに相続の紛争や税金問題などのリスクを負うことになる可能性も大きくなります。
遺品整理で仕分ける
遺品整理は、最初にわかる範囲で相続財産と形見分けの品の区別をつけそれぞれ、仕分けする必要があります。
ご遺族の方々が自分たちだけで遺品の整理を行う場合は、葬儀などの法事が済んでから着手するケースが殆どです。不動産、貯金などの財産は把握していたとしても、ご家族の知らなかった相続財産として価値の有る物が故人の遺品の中から出てくる事も珍しくはありません。
遺品整理と相続財産の詳細説明ページは以下のリンクより
遺品整理と相続財産>>>
遺品整理で負の財産が見つかる事も
故人の財産はプラスの財産だけとは限りません。ご家族の知らない間に借金をしてしまい、債務の契約書をご家族の知らない所(本や、ファイル)の間に隠して置いたものが遺品の仕分け作業中に発見されることもあります。
相続において相続財産とはプラスもマイナスも全て受け継ぐ事になりますが、負債が多い場合は相続開始(故人が亡くなったのを知った日)から3ヵ月以内であれば家庭裁判所に相続の放棄を申請して負の財産の相続を回避する事もできます。そのため、成るべく早く、遺品の整理に着手した方が様々な点でメリットがあります。
遺品整理でのご遺族の負担を軽減
また、大切なご遺族の日用品や愛用品を整理するのは、精神的、時間的に負担となる事もあります。
整理を初めてみたものの、一つ一つの品物に故人の生前の思い出が蘇り、整理が中々進まないといったこともよくあります。そんな時は遺品整理士の資格を持つスタッフがご遺族様に変わってご遺族様の思いを大切にしながら、遺品の整理をさせて頂きます。
遺品整理のポイント
遺品仕分け主な分類
相続財産に分類されるもの
遺品整理品として仕分けされるもの
遺品整理仕分け後の流れ
相続財産、遺品(形見)、回収処分品等、全ての分類仕分けが完了した後引き取り手のない物やリサイクル可能な物の買取、法的な不要品の廃棄処分が行われます。